JFL最北の地で痛い敗戦!

4連敗ですか?受け入れがたい敗戦です。こんなはずじゃなかった・・・と誰もが思っているでしょう。

蒸し暑い日でした。正直,もっと涼しいと思っていましたが,香川とあまりかわらないような天候の中での試合となりました。

秋田にもカマタマーレサポーターが集結しました。人数は少なかったのですが,香川から数人,そして茨城,山形,秋田の香川所縁の方々が集まりました。

選手入場です。

試合開始からカマタマーレは積極的に前へ出ていきますが,なかなか良い攻撃ができません。3-3-3-1のシステムが機能しないのか?徐々に秋田がペースを握り,カマタマーレゴールを襲います。守備陣が体を張って懸命に守り,前半は0-0で折り返します。

ハーフタイムにはこんなことも・・・すごいですね!

後半開始からヒョンジンに代わり石田が投入されました。

たぶん,前半途中からシステムを4-2-3-1に変えたと思います。後半は,最初から4-4-2にし,岡本秀雄をトップにあげて勝負に出ました。

その岡本にビッグチャンス!ゴール前に鋭く切れ込みシュート!

「キター!!!」と思いましたが,シュートはGKの正面にとびセーブされました。

その後は,完全に秋田ペース。選手個々の動きのキレ,質,スピード,そしてチームとしての連動,意思統一,ボールに対するアタックの素早さ,あらゆる面でカマタマーレを上回っていました。

そして,左サイドのフリーの選手にDFが全員引っ張られ,フリーの右サイドの選手にパスが渡り,難なく先制ゴールを決められます。それでも懸命に同点ゴールを狙いにいきますが,逆にコーナーキックから追加点を決められ0-2。

http://www.youtube.com/watch?v=Oa3qHX83j90

終盤,ホンチョルに代わった大島をトップにあげ,綱田に代えて福嶋を投入しますが,ゴールならずタイムアップ。

試合後の選手達です。がっくりと肩を落としています。

この試合も選手個々は必死にプレーしていました。それは間違いありません。

しかし,もう必死でプレーすることだけでは通じないようになっています。

シーズン序盤は,JFL新参者のカマタマーレのことなどノーマークでしたが,序盤の躍進に各チームが警戒をするようになり,研究されていることは明らかです。

それが最も顕著に表れているのは,トップの西野にボールを入れるときです。

西野にボールが収まるとスピードのある2列目の選手が前を向いてプレーできることになり,カマタマーレにゴールのチャンスを与えてしまうことになります。そのため,西野にボールが入っても,すぐに2列目の選手に対してマークが着くので攻撃の選択肢が消されてしまっています。また,DFやGKからのロングボールはすべて西野ところに蹴られるので,そこで競り負けないよう,西野よりも大きい選手をぶつけてきています。しかも,西野を通り越していくボールに対するケアもされています。西野と競り合っている後ろには,必ずDFがカバーしています。

DFに対しては,テンポよくパスをつないできたり,サイドチェンジを多用することで,ボールサイドにDFを寄せられています。はっきり言って,カマタマーレのDFはボールウオッチャーにさせられています。前節のツエーゲンも昨日の秋田も同じようにテンポよくパスをつないできました。それに加えてサイドチェンジをすると,カマタマーレの守備にほころびが生じてしまっています。

これらは,完全に相手に研究されたことによる意図的なものです。偶然にそうなっているのではありません。

そして,もうひとつ私が思うことは,戦術や闘い方の意思統一ができているのか?ということです。

90分間必死に走り回れば終盤には足が止まってしまうのは明らかです。余計なパワーを必要でないところで使っているように思います。前からプレッシャーをかけることは基本であるとしても,前でのプレッシャーが思うようにできない(させてくれない)ときはどうするのか?

あえて愚直に貫きとうすのか,それとも柔軟に対応を変えていくのか?

そういったところの考え方が統一されているのかが疑問です。だからかみ合わないのではいでしょうか。

いずれにしても,相手が対策をしてくるわけですから,カマタマーレも更なる進化をしていかなければなりません。

選手は,いろいろ悩んでいることと思います。あれこれ考え過ぎているのかもしれません。それが試合での思い切りのなさ,球離れの悪さに表れています。パスがきてから出しどころを探していては相手のプレッシャーの餌食になります。相手のプレッシャーが早いのではなく,カマタマーレの方が遅いのだということをしっかりと認識すべきです。

次の試合は10日,アルテ高崎です。すぐに試合はやってきます。

昨年のように,とにかく勝つことだけを唯一にして最大の目的としたサッカーでよいのではないでしょうか。

今回は,思いつくままに書いてしまい申し訳ありません。読みずらい文章となりましたが,カマタマーレ同様,なが~い目で見ていただき,お許しいただきたいと思います。

pooh525 について

カマタマーレ讃岐を応援している、まっとうな社会人です!
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