最悪の状況ですね。
21位ですか。
たった1勝ですか。
しかも17位のファジアーノとはすでに勝点差が9もあるとは。
もう17位以上に行くことは極めて困難としか言いようがないですね。
JFLからJ2に昇格したとき、めちゃくちゃうれしかった。
とりぎんバードスタジアムでうれしすぎて泣いてしまった。
財政基盤が極めて脆弱で、カマタマーレ讃岐をJリーグに加盟させるかどうかは、かなり問題になったと思う。
でも、香川県、高松市、そして丸亀市がそれぞれ出資してくれて赤字を解消することができたことが、Jリーグ加盟の大きな決め手になったことは間違いないと思う。
ただ、その瞬間からカマタマーレ讃岐は大きな責任を背負うことになったことも間違いないと思う。
多額の税金をクラブの赤字解消のために投入してもらったということは、この先どんなことがあっても途中でやめられないのです。
経営がうまくいかなくなっても二度と赤字補填はしてくれないのです。
(何度も赤字補填で税金を使ったら、知事も市長も選挙で落とされるし、最悪の場合、責任をとらされて補填させられるからね)
多額の税金を投入されながら、負けが込んで降格なんて許されるわけがない。
仮に知事や市長が「まあしょうがない」
と言ったとしても、県民や市民がどんなことを言い出すかまったく予想がつかない。
県民や市民が税金の無駄遣い、損害を与えたとして知事や市長を相手に住民訴訟をする可能性もある。
決して大げさではないのです。
本当にそんなことになる可能性があるのです。
だから、カマタマーレ讃岐には、何があっても降格できない理由があるのです。
降格なんて絶対に許されるわけがないんです。
決算報告と来期の予算が公表されましたが、来期の予算が増加された理由があまりにもお粗末でがっかりしました。
分配金の増加と見込みのない観客増加ですか。
分配金はよいとして、観客増加はどのような根拠があってのことでしょうか。
昔からお金がない状況は何ら改善されておらず、戦力の補強も他のクラブから大きく遅れているのに、どのような努力をしているのでしょうか。
大口のスポンサーは県の助力頼み。
観客贈はサポーター頼み。
努力をしていないはずがないことはわかっています。
昼夜を問わず、がんばっている社員の方々には、心から感謝します。
日々夜中までがんばっていることを知っています。
でも、もうすべてが手詰まりのような気がします。
勝てない。
毎年降格の危機。
お金がなく満足な補強ができない。
観客が増えない。
人気がない、というか、県民からあまり関心をもたれていない。
この状況をどうやって改善するつもりなんでしょうか。
改善するために、クラブ経営者たちはどのような策を講じているのでしょうか。
何もしないなら潔く経営から離れてもらいたい。
毎年降格争いをするようなクラブが他にありますか?
チームの名前のことを言うのは、もはやタブーなのかもしれませんが、あえてチーム名を再検討するとか、根本的なところから変えていかないともうだめなんじゃないかと思います。